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scoreのオーディオ&音楽日誌

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kennoy-miniさんご来訪の巻

昨日、ヨーロッパ演奏旅行帰りのkennoy-miniさんが遊びに来て下さいました。

今回のご来訪の目的はSV-501SEの聞き比べ、BEHRINGER SRC2496の効果検証、みとこプリの音を聴かせて頂くこと、の3点です。その前にヨーロッパ土産をありがたく頂戴いたしました。
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ブルックナー交響曲第9番のミニチュアスコアです。国際ブルックナー協会発行の所謂ノヴァーク版ですね。左が第1~第3楽章が収められたもの。2000-2005年で再校訂されているようですので、従来のノヴァーク版とは細部が違うのかも知れません。右が未完となった第4楽章のブルックナーが書き残した楽譜を出版したもの。かなりの部分が歯抜け状態になっておりこのままでは演奏出来ません。ですが、研究素材としてはまずこれありきです。眺めながら、いろいろ妄想してみたいと思います(笑)

その他にドイツのタバコを頂きました。う~んドイツの味が・・・・・判りません!(爆笑)
kennoy-miniさん、ありがとうございました。

さて、本日の課題。まず一つ目はSV-501SEの聞き比べです。
kennoy-miniさんがお持ち下さったSV-501SE、カスタマイズされた逸品となっておりました。音の抜けが素晴らしく、SV-501SEのキャラクターを残したまま、爽やかな風が吹き抜けて行くような感覚を覚えました。初段の6BM8と300Bはそれぞれ私の手持ち球を使用。
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う~ん、なかなか良いですね。300Bアンプからこういう爽やかな音が出るとは思いませんでした。
次に私のSV-501SEを聴いてみます。私のはカップリングコンデンサをJENSENに交換している以外はノーマルです。こちらの方が濃い音ですね。kennoy-miniさんがお持ち下さったものと比べると、どっしりした音です。個人的にはやはりこちらが好みかな?

続いてBEHRINGER SRC2496を聴いてみます。
寝室のmodel2に繋ぎ、SRC2496あり、なしで音を聞き比べてみます。
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これも素晴らしい。model2のまったり感に繊細感が加わり、非常に良い感じです。あ~ほんと、これは良いなあ。ちなみにSRC2496はD/Aコンバータも内臓しておりますのでこれ単体でも使えます。ですが、音は断然model2を通した方が良いです。何と言っても温度感が違います。単体でも充分な音質とは思いますが、やや神経質な感じがしたように思います。SRC2496はビットレートを換えることが出来ますので、16bitを24bitに変更してみます。ジャズボーカルではいまひとつ違いが判りませんでしたが、クラシックの室内楽(弦楽四重奏)では違いがはっきり出ました。なかなかコストパフォーマンスの高い機械です。音質的にも満足出来ますし、これは買いだなあ。
寝室システムはデジタル系を全てmodel2に集約しているのですが、ひとつ困った問題があったのです。それはプラズマTVから出ている光出力とCDプレーヤーから出ている同軸出力をmodel2に入力したところ、光側の方が優先して入力されるようで、音を消してTV画面を眺めながら音楽を聴くということが出来ないのです。ですが、これもSRC2496でデジタル入力切替が出来ますので一挙に解決出来ます。実用的かつ音質的にも満足が出来、遊べる機械でもあります。今回はテストしませんでしたがA/Dコンバーターも内臓しているようですから、アナログのデジタルファイル化にも使えそうです。

さてお次は前々から興味があった「みとこプリ」の音を聴かせて頂くことにしました。
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う~ん素晴らしい。匠の技ですね。内部を拝見しただけで良い音がしそうな感じがします。
入力をトランスで受けてWE396Aの単段増幅。TANGOのトランスを介して出力を出しています。とてもシンプルなプリですね。音質の決め手はトランスと見ました。
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早速、音を聴かせて頂きました。
いや~素晴らしい。聞き惚れてしまいます。とても暖かい音調。かと言って甘い訳ではありません。木に生い茂る葉の隙間から木漏れ日が見えるような、鮮やかさを感じます。音の輪郭は少し甘めでしょうか。ですが陰影感がとてもキレイで美しいです。私が大好きなレンブラントの絵画を思わせるような陰影感、またモネやセザンヌといった印象派の絵画を思わせるような淡い色彩感が同居する非常に懐の深いプリアンプだと思います。ほんと、これ良いなあ。みとこさんの技と耳に脱帽です。とても音楽的センス溢れるプリアンプだと思いました。

これいいなあ~ オレも欲しいなあ~ みとこさんに作ってもらおうかな~ なんてモノ欲しそうにしていたらkennoy-miniさんがまたまた貸して下さることになりました。いつもいつもスミマセン。ありがとうございます。暫くの間、堪能させて頂きます!


とても楽しく、エキサイティングな休日を過ごすことが出来ました。
kennoy-miniさん、ありがとうございました。またいらして下さいませ。
by score1204 | 2011-06-20 20:40 | オーディオ

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