星を継ぐもの
星野之宣著「星を継ぐもの」
小学館 ISBN-13: 978-4091838889
原作はハードSFの旗手で昨年亡くなったジェームズ・P・ホーガン。
昔からSFが大好きなんですが、ホーガンの小説を読んだのは25歳前後の頃でしょうか? ハードSFというジャンルに開眼したのもこの「星を継ぐもの」を読んでからです。
この小説はホーガンの巨人たちの星シリーズの第1作目で、以降「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」「内なる宇宙」と続きます。私はこのうち1作目と2作目は読んでいるのですが、それ以降はまだ未読です。
西暦205X年、月面で宇宙服をまとった5万年前の遺体が発見されるところから物語は始まります。5万年前と言えばまだ旧石器時代の頃です。そんな時代に人類は月に到達していたのか??
続きは是非、原作かこのマンガをお読み下さい。とてもよく出来た面白い物語です。
ちなみにこのマンガは原作を自由にアレンジして描かれております。原作とは少し前後関係が違います。ですが原作のエッセンスを損なうことなく視覚化しているところは流石、星野之宣と舌を巻いてしまいますね。
良質のSFだと思います。オススメです!
我が師、soundbox師匠は同意してくれるかなあ・・・?(笑)