今日届いたレコード
左上からカラヤン指揮のR・シュトラウス「薔薇の騎士」 その右隣はスヴェトラーノフ指揮のリムスキー・コルサコフ「シェヘラザード」 左下が同じくスヴェトラーノフのサン=サーンス「交響曲第3番オルガン付き」 その右隣がボスコフスキー指揮のウィンナ・ワルツ集。
どれも盤質は比較的良好。あ~良かった(笑)
今回手に入れた中でも白眉はこれ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団による薔薇の騎士です。もうこれは説明不要なほどの天下の名盤として有名ですが、今回手に入れた当盤は多分70年代にプレスされた再発盤。マニア的には全く価値の無い盤です。フランスプレスですしね。ですが初期盤などは天文学的数字の値段がついておりますので、私なんぞには無用の長物。お気楽にオペラを楽しみたい私のような人間には、今回手に入れた当盤がちょうど良いアイテムです。音も聴いたところ特に悪い、と云うこともありませんしね。
エリザベート・シュワルツコップの元帥夫人、クリスタ・ルードヴィヒのオクタヴィアン、オットー・エーデルマンのオックス男爵。まさにオールスターキャストです。ジャケット写真のシュワルツコップの気品に満ちた美しさに惚れ惚れとします(笑)
勿論、カラヤンの指揮も最高。こうして聴いていますと50年代のカラヤンってほんとに凄い! 元々オペラ指揮者としてスタートしておりますし(と云うか、この時代の独墺系指揮者は皆そうですが)リヒャルト・シュトラウスを得意としておりますので、まさにカラヤンの独壇場。またこの時代のカラヤンの演奏は歯切れが良く、生き生きとしており、後年見せるようなレガートたっぷりの、甘ったるく、ベタッとした演奏とは一線を画しております。
それにしてもやっぱりレコードって良いなあ。CDより音が自然だし・・・(笑)