リビングオーディオ未だ決まらず(苦笑)
OrtofonのMC-10Sです。
購入したのは随分前(確か7~8年前)ですが、たまに使う程度でほとんど新品クラスです。軽針圧のMCカートリッジ(と云っても2gですが)が欲しいなあ、と思って購入したものです。しかし、音調が少し気に入らず、余り使う機会がありませんでした。
なんと云えば良いでしょうか・・・Ortofonらしい重心の低い音調なんですが、どうも全体的に根暗な感じがしたんですね。まあ、良い言い方をすれば「落ち着いた音調」と云うことも出来ますけど・・・しかしなあ、ヴァイオリンの高域の輝きがもう少し出てくれないと、なんかイマイチ納得出来ないんですよね~(笑)
先日来、これで決まり!とSTANTON500Bでアナログを聴きまくっていたのです。しかし、お盆休みに嫁はんのリクエストで購入したジュリー・アンドリュースのミュージカル曲集がどうにも良く鳴らないのですよ。
所謂「サ行」が上手く再生出来ないんですね。今まであまりこの手の曲を聴いて居なかったので、私の中では無縁の課題だったのですが、聴く音楽のジャンルを拡げたことで初めて顕在化した問題でした。
(後日、宇多田ヒカルのファーストアルバムの中古盤も手に入れて聴いてみたのですが、やはり「サ行」がちゃんと再生出来ない。アカンなあ~)
そこで思い出したのがMC-10Sでした。以前、このカートリッジでポップスを聴いた時に悪い印象はなかったので再度使ってみることにしました。
う~ん、ヤッパリ音調は暗いなあ~
でも「サ行」問題は解決したなあ~
クラシックの室内楽、オケ共に問題無いしなあ~
暫く、これで行ってみるかあ・・・
リビングオーディオにこれ以上の投資は考えていませんので、暫くはこれで様子を観るつもりです。
やっぱり、これで決まり! とは行かないものですね~(苦笑)