ありゃ!もう2月も終わりだ~(^^;;)
日々、なんやかんやとネタはあるもののブログの方もすっかりご無沙汰しています。単にサボっていただけですが。。。(^^;;) 今年は少し更新頻度を上げよう、なんて年始にほざいていたのですが、いったいどこの口が云ったのやら(爆)
てなわけで、2月の出来事なんぞを少し振り返ると。。。
2月10~12日の日程で昨年秋に引き続き、soundbox師匠宅へ遊びに行って参りました。
お目当ては新調されたGarrard401のキャビネットの音を聴かせて頂くこと。
いや~とっても感じの良いキャビネットです。
このキャビネットの製作については、私もイチマイ噛んでいます。
Garrard401本体の取り付けテンプレートを提供したのです。
このテンプレート、探してみると意外と出回っていなくて、私が持っているものも10年以上前にヤフオクで偶々見つけて落札したものです。
製作はペンション・ウインズの村瀬さん。
出来栄えが全てを物語る逸品だと思います。
で、肝心の音の方はと云いますと。。。
吃驚ぶったまげるほどの、めっちゃ速い音です。
Garrard401の音とは思えない。。。(^^;;)
クラシックを鳴らすと、溜めが無く、スパッと音が立ち上がってくるので、ワタクシ的にはイマイチだったのですが、Jazzを鳴らすとこれがもう素晴らしい音! 立ち上がりの速い音が目の前で演奏しているような臨場感を醸成し、soundbox師匠のリビングがライブハウスになったかのような錯覚を覚えるほどでした。久々に心底持って帰りたい音に巡り合えました(^o^)
特にキャビネット奥のショートアームRF229&CA25Dの組合せによるJazzのモノラル盤の音がほんとに凄かった。
私もモノラルの再生には長年取り組んで来ていますが、こういう素晴らしい音を聴かせて頂くと、まだまだやることが沢山あるなあ、と思わざるを得ません。そういう意味では、とても刺激的な音だったように思います(^o^)
翌週の金曜日(17日)は午後から半休を貰って、銀座の王子ホールへ。
ロイスダール弦楽四重奏団の演奏会を聴いて来ました。
当夜の演目は。。。
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番
アンドリーセン :Facing Death
モーツァルト :クラリネット五重奏曲 (クラリネット:チャールズ・ナイディック)
どれもこれも素晴らしい演奏だったように思います。
古き佳きヨーロッパの伝統を感じさせつつも、新鮮な感覚で曲を纏めて行く爽快感。とっても感動的です。また、仄かに立ち上る古いウィーンの薫り。これにはちょっと驚きでした。こういう感覚を持ったカルテットが活動していることが嬉しいですね(^o^)
アンドリーセンの曲はマイルス・デイビスの自叙伝にインスパイアされた作品のようで、詳しくは判りませんが、確かにJazzっぽいコード進行が随所の出て来ます。初めて聞く曲ですので、的を得た評を書くことは出来ませんが、とても面白い演奏でした。
チャイコフスキー、モーツァルト共に安定感抜群の演奏。モーツァルトで独奏クラリネットを受け持ったチャールズ・ナイディック氏の楽器がバセットクラリネットだったのには驚きました。このバセットクラリネット、音色がとても豊かで聴き惚れてしまいました。
とても良い演奏会でした(^o^)