ヴォーン・ウィリアムズ「ロンドン交響曲」 バルビローリ/ハレPO
私は英国音楽というのは今までほとんど聴かなかったのですが、昨年秋からはまりにはまっているエルガーのVn協奏曲に触発されて、最近はヴォーン・ウィリアムズやウォルトン、ディーリアスのLPを買い漁っています。また、英国の指揮者にも興味を持ち始め、以前から好きだったバルビローリを始め、ボールト、ビーチャムの演奏を集めています。今回紹介するヴォーン・ウィリアムズの交響曲第2番「ロンドン交響曲」は楽想が豊かでとても聴きやすく、非常に気にいっております。
おもちゃ箱をひっくり返したようなどんちゃん騒ぎの楽想もあれば、瞑想に耽るかのようなゆったりと幻想的な楽想もあり、で最後まで飽きさせません。第4楽章、ハープでしっとりと奏でられるビックベンの鐘の音など、何だかゾクッとさせられます(学校のチャイムの音でお馴染みですね!)
とても楽しい音楽であり、また素晴らしい演奏です。CDでも出ていると思いますので、興味のある方は是非!
サー・ジョン・バルビローリ 指揮
ハレ管弦楽団
英EMI ASD2360
1957年録音
CDでは最近「ジョン・バルビローリ、グレートEMIレコーディングス」という10枚組のものが発売され、その中に含まれているようです。値段は国内盤1枚程度とのことですのでお買い得ですね!