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scoreのオーディオ&音楽日誌

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うちのガラード

拙宅のメインレコードプレーヤーはガラード301と401です。
301を2台、401を1台所有しています。
どれも現役で稼働しており、この季節はご機嫌に動いてくれます。
整備状態は悪く無いと思っているのですが、301は2台とも冬場になりますとややノイジーになります。具体的には断続的に「コッコッ」とアイドラーからの振動(のようなもの)を拾ってしまうのです。この現象はアイドラーとターンテーブルの接触面に近いサブアーム側に顕著です。

ガラード301は1950年代の終わりに開発されたターンテーブルです。
皆様、良くご存じの通り、アイドラードライブ。今となっては古臭い駆動方式です。
音も正直云って古臭いと思います。現代的なレコードプレーヤーと比べるとナローな音です。しかしながら、とても密度が濃く、音の芯が太く、どっしりとした音はモロ私好み。
このターンテーブルを導入した日にそれまで使っていたトーレンスTD126を放逐致しました(笑)
いえ、トーレンスも悪くないんですよ。普通にクラシック音楽を聴くならトーレンスの方が良いとも云えます。ですが、コンサートホールを自宅に再現する、をメインコンセプトにしている拙宅のオーディオにはトーレンスの芯の薄い音は余り必要無いと感じたのです。また、重心の低いドイツ音楽を拙宅で鳴らす場合、トーレンスよりもガラードの方が圧倒的に私好みの音になる、と云うのもありました。
と、云う訳で余程のことが無い限り、今後もガラードを使い続けると思います。

ガラード401。
今は無き秋葉原のヒノ・オーディオで購入したガラードです。Ortofon AS309iとFR-64Sを組み合わせモノラル専用プレーヤーとして使用しています。AS309iについてるカートリッジはOrtofon CG65i。FR-64SについているカートリッジはオーディオテクニカのAT33MONOです。キャビネットは調布にあるサウンドボックス社製。かなり固い材質のキャビネットです。
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多分、初期の頃の個体だと思います。中後期になるとコンソールのフォントがもう少し大きくなり丸みを帯びます。
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ターンテーブルを外すとこんな感じ。
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シリアルナンバーの入った銘板。
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ガラード301の1台目
この個体は八王子のクサカベ電気さんから購入しました。ここのご主人は英国からタンノイやガラードを直接買い付けて来てご自分で整備して販売されておられます。ガラード301を買うならこのお店が一番安心出来ると思います。キャビネットは自作です。30mm厚の松集成材を3枚積層し、剛性を高めようと考えましたが上手く行っているのかどうか判りません(笑) 近いうちにこのキャビネットもサウンドボックス社製に変更するつもりです。現在、このターンテーブルにはOrtofon RF-297とFR-54を組み合わせおります。RF-297にはSPU-A、FR-54にはDL-103を取り付けています。
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コンソール部。中後期あたりのモデルになるんでしょうか? ここら辺りは詳しくありません。
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内部はこんな感じ。
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ガラード301の2台目
これはヤフオクで手に入れた個体です。よって出所は今ひとつ不分明。ただ、ターンテーブルとしての性能は確かで間違いなくガラードの音がします。これもサウンドボックス社製のキャビネットに収め、SME3012Rと組み合わせて使っています。カートリッジはオーディオテクニカのAT-OC9/III。
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コンソール部。初期の頃のコンソールですが、パーツを寄せ集めて作っている可能性もあるため、正直言って判りません。
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内部。結構キレイでしょ?
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ガラードに限らずヴィンテージオーディオ全般に云えることですが、キレイな個体で値段がビックリするほど安いものはパーツを寄せ集めて来て稼働出来るようにしたものが多いそうです。また、ガラードの場合、再塗装が当たり前にように行われていますので、気にされる方はショップに良く確認された方が良いと思います。ハンマートーンとして売られている物のほとんどは白ベースの301を塗り直した物、と云う話を聞いたこともあります。ちなみに私はそういうことは全然気にしません。見た目がキレイでちゃんとガラードとしての性能と音を発揮してくれれば寄せ集め品だろうが再塗装品だろうが、なんでも良いと思っています。

正直云って、今となっては古臭い部類の音だと思います。私のようにこの音が好きな人には堪らない魅力のある品かも知れませんが、自らのオーディオの音に明確な主張やイメージを持たない方には絶対的にオススメしません。導入をお考えの方は心してかかられた方が良いと思います。

でも、とっても魅力的な音ですよ!(笑)
by score1204 | 2013-06-18 21:48 | オーディオ

音楽とオーディオ、その他の日々雑感を気ままに…


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