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N響創立90周年記念 ベートーヴェン「第9」演奏会

一昨日(12/23)に聴きに行って参りました。

この日はマチネー公演。15時開演です。
ちょっと早めに自宅を出発。渋谷のいつもの駐車場にクルマを停め、渋谷駅前まで徒歩で移動。所用を済ませてから(所用と云っても年末ジャンボ宝くじを買いに行っただけなんですけどね:爆)遅めの昼食を済ませ、NHKホールへ。

年末の第九。。。もう完全に風物詩となっていますし、それこそプロ・アマ問わず日本中で第九が演奏されているわけですが、決して嫌いではありません。クラオタの中には、こういう風潮を馬鹿にして絶対聴きに行かないなんて御仁もいらっしゃると思います。まあ、人それぞれ音楽を楽しめば良いのですし、気持ちも判らなくはないので物申そうなんて気にもならないのですが、ちょっと勿体ないかなあ、と云う気はします。

個々人の思いはともあれ、ベートーヴェンの第九はやはりスゴイ曲です。楽譜を読んでアナリーゼするほどの能力はないのですが、他の交響曲以上に大胆かつ入念かつ緻密で、楽譜を眺めながら聴いていると毎回新たな発見があって感動します。ベートーヴェン畢生の大曲であることは間違いありません。
この大曲をどのように聴かせてくれるのか、ワクワクしながら席に着きます。

この日の指揮者はN響桂冠名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテット。もう御年89歳になるんですね。N響とは長い付き合い。何度か両者の共演は耳にしていますが、十数年前になりますが、スウェーデン放送合唱団と共演したバッハのロ短調ミサ曲の名演奏が、未だに耳の奥深くに残っています。

さて、当日の演奏は。。。
どことなく古楽的なアプローチを採用しながらも、いたずらに先鋭感を際立たせるのでは無く、とても穏やかに曲は進んで行きます。まさに滋味深く味わい深いと云いますか、噛めば噛むほど味が出る演奏のように思います。
また、最近のN響の色彩感溢れる音色も、当日はどこかしらくすんだ燻銀の味わいで、レコードやCDで聴ける昔のゲヴァントハウスやシュターツカペレ・ドレスデンの音色に似たものを感じました。
第二ヴァイオリンやヴィオラを際立たせるようなところもありましたが、全体的には演奏者の恣意が余り感じられず、音楽そのものに語らせると云うアプローチで非常に好感が持てました。

今年も最後に良い演奏を聴かせて頂きました。
来年も沢山の良い音楽、良い演奏に巡り合えたら嬉しいですね(^o^)

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Commented by 加用真実 at 2016-12-27 10:28 x
始めまして。私も暮れの第九だい好きな一人。確かに『暮れに第九?!?』と言う方はおられますが、暮れの第九で気持ち新たにそして”明るい来年”を感じます。素敵なブログありがとうございました(で、私とワイフの暮れはメサイアです)
Commented by score1204 at 2016-12-27 22:49
加用真実さま、こんばんは。
第九はやっぱり良い曲ですね。私は年末に聴こうが、夏に聴こうが同じ感慨を抱いてしまうのですが、ベートーヴェンがこの曲に込めた理念、理想には大いに共感と感動を覚えます。
残念ながらヘンデルの「メサイア」は苦手な曲でして。。。
スミマセン。
by score1204 | 2016-12-25 13:16 | 演奏会感想 | Trackback | Comments(2)

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